“ジャッジキル”は存在しません!(大会では、安心してジャッジを呼ぼう!というお話)

明日はBCF博多のヴァンガード&バディファイトステージ!
ヴァンガ祭からスタートしたBCFが、これから全国5か所の会場で開催されます。
ファイトイベントに参加する方も多いかと思いますが、覚えておくと得する情報をひとつ。

「ジャッジ」についてです。

要するにゲームの「審判」ですが、対戦卓がたくさんあるTCGの場合、すべての試合を審判が張り付いて見ているということはありません。
ルールについて対戦相手と食い違いがあった時や、何か疑問があった時、その他ちょっとでも困ったことがあれば、ジャッジを呼びましょう。

ジャッジについて、フロアルールにはこのように書かれています。

ジャッジは本ルール(※フロアルール)に則ってファイターに対して裁定を下し、必要に応じてゲームの正常化を行う役割を担います。
(略)
すべてのジャッジは円滑で健全な大会進行のために他の大会運営者やファイターと協力し、努力しなければなりません。(引用元:ブシロードTCG応用フロアルールVer.1.12


時々勘違いされますが、ジャッジは「プレイヤーに罰則を与える人」ではありません。

円滑で健全な大会進行のためには、円滑で健全な試合が必要不可欠。
対戦が健全に進められるように努めるのがジャッジです。
困ったことがあったら、呼びましょう。


■ジャッジを呼ぶためには
ジャッジを呼ぶときには、いったん対戦の手を止めて、カードの状態を変えずに手を挙げましょう。
いらすとや:手を挙げる人
大きな大会イベントの場合はジャッジではない方の場合もありますが、運営の人が来てくれるはずです。
ジャッジではない方の場合は、ルールについての質問である旨を伝えましょう。

対戦時間が気になるかもしれませんが、大丈夫です。
ここで待っていた時間は、あとで延長時間が十分に出されるはずです。


■ジャッジが来たら
まずは状況を説明しましょう。
「どういった状況になって」「何が困っているのか」をしっかり伝えるのが大切です。
場合によっては、対戦相手の方にも確認が入ると思います。
いらすとや:OK
ここで注意したいのは、対戦相手が何か反則をしたことでジャッジを呼んだ場合です。
対戦相手に対して、ペナルティがあるのかないのか、あるとしたらどのようなペナルティがあるのかについては、いったんジャッジに任せましょう。
「ペナルティを与えてほしい」あるいは「こういうペナルティを与えてほしい」という発言は、非紳士的行為に当たるためです。

ジャッジの判断を聞いて、両者が納得できれば、延長時間をもらって試合を再開しましょう。


■ジャッジの判断に納得できなかったら。
ジャッジの判断が間違っているように思えた場合は、ジャッジの上のジャッジである「ヘッドジャッジ」に判断をゆだねることができます。
ジャッジも人間ですから、間違えないということはありませんからね。
納得できなかったら、念のためでもヘッドジャッジの判断を聞いてみましょう。(もちろん、納得できれば呼ぶ必要はないです)
ちなみにヘッドジャッジを呼ぶことを「チャレンジ」と言います。

ヘッドジャッジの判断は、そのイベントにおける最終的な結論になります。
もちろん、ヘッドジャッジも人間なので間違うことはあるかもしれません。しかし突き詰めるとキリがないので、ここまでというのがルールです。


■ジャッジを呼ばれてしまったら・ペナルティを受けてしまったら
わざと反則をした場合は、ペナルティはもちろん受けるべきでしょう。
しかし、うっかりミスでもジャッジを呼ばれたり、ペナルティを受けたりすることがあります。
いらすとや:汗をたらす人

ジャッジを呼ばれても、対戦相手は「あなたにペナルティを与えて、あわよくば負けにしてやろう」とは思っていないはずです。
自分が見てきた中では、ほとんどありません。ジャッジは「罰則を与える人」ではありませんからね。
対戦を健全に進めるために、どうすべきかを確認したいということがほとんどです。

ジャッジを呼ばれたら、ミスをしてしまったことを報告しましょう。
うっかりミスへのペナルティは「注意」「警告」どまりで、試合が続行されることの方が多いです。
ただし、健全な状態まで巻き戻せない状況になった場合は「敗北」のペナルティもやむをえないでしょうけれど……。

ペナルティを受けたら、同じミスを繰り返さないように気を付けてゲームを進めましょう。
(同じミスを繰り返すと「わざとやっているのかもしれない」と判断され、警告の累積で敗北になることがあります)

■余談……“ジャッジキル”という言葉について。
フロアルールの罰則規定には、以下のような例が挙げられています。

第 1 節 中軽度の非紳士的行為
〓罰則基準〓
レベル 1: 口頭注意~警告
レベル 2 以上: 警告~マッチの敗北

(略)

「相手に罰則を与えるようジャッジに要求した。」
「『ジャッジキル』『紙束』『ゴミカード』といった言葉を攻撃的・否定的な意図で繰り返し使った。」



繰り返しになりますが、ジャッジは「プレイヤーに罰則を与える人」ではありません。
当然、ジャッジはプレイヤーを敗北させるために存在するのではありません。
(なので“ジャッジキル”ではなく“健全なゲームを続行できないと判断されたときには敗北のペナルティに該当する”というだけです)

必要以上にジャッジを怖がらず、困ったことがあったら手を挙げて呼びましょう。
ジャッジは、健全にゲームをしたいという考える、あなたの味方です。
いらすとや:カードをプレイする人
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一城なつき



ゲーマー、管理栄養士、ゲームライター。
遊んだり考えたり書いたりしています。
Twitter:@castle1moon

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2018年~
カードゲーマー(ホビージャパン

■WEB記事
2019年
『ヴァンガード』コラム(掲載:株式会社 AKR
ブシロードカードファイト(BCF)2019レポート(掲載:4Gamer.net
GrandPrix AKIBA 2019レポート(掲載:4Gamer.net
カードファイト!! ヴァンガード攻略記事(掲載:ホビージャパン
大ヴァンガ祭2019レポート(掲載:4Gamer.net

2018年
ブシロードワールドグランプリ(WGP)2018レポート(掲載:4Gamer.net
GrandPrix AKIBA 2018レポート(掲載:4Gamer.net
トリプルモンスターズ攻略記事(掲載:ホビージャパン

■書籍
「ポイントはたったの3つ! マンガでわかる妊娠中のレシピ」
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